こんにちは。男性保育士のヤマです。保育士歴もついに20年目に入りました。 今日は、そんな私の“新人時代”の話を、保護者の皆さんにお届けします。
「男性保育士って大丈夫なの?」「子どものこと、ちゃんと見てくれるの?」 そんな不安を持たれていた方もいらっしゃるかもしれません。 私も、最初の1年は本当に何もかもが手探りで、失敗の連続でした。
1年目。保育士になったばかりの僕は、ボロボロだった
20歳で保育士になり、地元の園で4歳児クラス27名を担任することに。 当時はまだ、一人でクラスを持つのが当たり前の時代。 そして、その園にとっても、私が“初めての男性保育士”でした。
そんな中、始まった保育士生活。
- ピアノが弾けずアカペラで歌う
- 製作活動がグダグダで完成せず
- 午睡時間になっても寝室に連れていけない
- 送迎の段取りがわからずバスを止めてしまう
- 登園時に泣いている子をなだめきれず、保護者に怒られる
まさに毎日がカオスで、自信を失う日々でした。
それでも、周りに支えられていた
それでもなんとか1年間を過ごすことができたのは、 周りの先生方と子ども達、そして保護者の皆さんのおかげです。
先生方は…
- 歌の時間に一緒に歌ってくれる
- 午睡室まで一緒に誘導してくれる
- 書類の作成方法を教えてくれる
失敗ばかりだった私にも、 「子どもへの言葉かけが丁寧だね」「遊びが盛り上がってるね」と 良いところを見つけて声をかけてくれました。
子ども達にも救われた
「ヤマ先生、○○ちゃんが水こぼしたよ!雑巾いる?」 「次は僕たちのかけっこだよ!」
そんなふうに、子どもたちが自分から行動して助けてくれることが増えていきました。 きっと、子どもたちも「先生を支えなきゃ」と思ってくれていたのかもしれません。
保護者の方の言葉が、今でも心に残っている
もちろん最初は、厳しい声もたくさんありました。 「先生が担任ですか?着替えは女性の先生が見るんですよね?」 「先生がしっかりしてくれないと、安心して仕事に行けないよ」
正直、泣きたくなる日もありました。
でも少しずつ、 「うちの子、ヤマ先生とサッカー楽しかったって言ってました」 「ピアノ、ちょっと弾けるようになったんですねって子どもが話してました」
そんな“子どもを通じた声”が届くようになってきました。
年度末には、 「4月は先生に失礼なこと言ってごめんなさい」 「うちの子、保育園が好きになりました」 そんな言葉をもらい、思わず涙してしまいました。
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保育って、楽しい
あの1年があったからこそ、私は今も保育士を続けています。
そして今年、私は保育士歴20年目に入りました。
あの頃、私を助けてくれた先生たちのように、 強い言葉で指導するのではなく、態度と行動で、 若い先生や子どもたちの力になれる存在になりたいと思っています。
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まとめ
私の保育士1年目は、失敗の連続でした。 それでも先生方、子どもたち、保護者の皆さんに支えられて、なんとか乗り越えることができました。
あの頃の皆さんに、改めて「ありがとう」を伝えたいです。
そして今は、誰かの支えになれる存在でありたいと思っています。
保育士も人間です。最初は不安定でも、誰かの支えで大きく変わります。
子どもたちの笑顔を守るために、一緒に歩んでいきましょう。
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