子どもと関わる時間が少ない人向け!!
子どもと仲良くなる簡単テクニック
男性保育士のヤマです。
現役保育士として20年が経とうとしております。
この節目に今まで経験してきた保育や2児の父親として子育てしてきた経験を発信し、
皆さんの何かの役に立てれば幸いです。
普段忙しくて子どもと関わる時間が少ない・・・
久しぶりに帰省してきた孫達にどう接して良いか分からない・・・
そんな方々の一助になればと思います。
急にグイグイ来られると子どもは警戒するので気を付けてくださいね☆
意識することはたったの三つです。
物に頼らない!
ついついやりがちなのが、時間が無いからこそ物に頼ることです。
「物で釣る」
これで子どもは簡単に笑顔になると思いがちですが、実はかなり大変です・・・
好きなものを貰った時、その瞬間は子どもも笑顔になるのですが、
笑顔を向けているのはあなたではなく、物に対してです。
「好きなものをくれる人」というプラスのイメージを一度は持ちますが「次は何をくれるのかな」という期待を持ち、貰えなかった時に更なるマイナスイメージになりかねません。
物を与えるのであれば、それで一緒に遊べると良いと思います。”楽しい”の共有をできると良いですね。
物で釣るのではなく物を(一緒に)使うという風に変えるとgoodです。
安心感を与える
子どもは大人の事をよく見ています。
自分にとってどんな人なのか・・・
自分にとって不利益(怖い・・痛い・・悲しいなどの気持ち)を与えないか・・・
自身が子どもだったころを思い返すと思い当たることがあるのではないでしょうか?
今回は普段から関わる時間が少ない人向けの具体的な方法をお伝えします。
ステップ1
まず表情に気を付けてください。
怖い顔をしていると警戒してしまいます。
ステップ2
少し離れた位置から子どもをさりげなく見ます。(ジーっと見つめすぎないように)
子どもからの視線を感じたら目を合わせて ニコッ と笑顔を見せます。
笑顔を見せるのが恥ずかしい人は手を振ってあげてください。
子どもに
「私は危害を加えるつもりはないよ あなたを好意的にみているよ」
と言葉ではなく態度で示します。
最初は真顔を見られるかもしれません。
ですが、それは良い兆候です。あなたを改めて認識した証拠です。
何度か繰り返すうちに
・笑顔を向ける
・こちらを気にしないで遊びに夢中になる
こうなったら同じ空間にいることを許された証です!!
ステップ3
距離を少し縮めてみます。
声を掛けても良いと思います。
子どもが遊んでいるもの見ている物に興味を示したり、傍で子どもが気になる行動や遊びをすると良いです。
例:「○○してる(見てる)んだね。私も好きだな」 ←共感が大切です。
「一緒に○○しても(見ても)いい?」
※子どもがしていることに対して否定的な言葉や上から目線での発言に気を付けてください。
ここで一緒に遊べたらgoodです。
メリハリをつける
子どもも大人も関係を築くうえでメリハリは大事です。
仲良くなってもずっと傍にいられたり、ずっと話しかけられたりするのは疲れますよね・・・
少し遊べるようになった!
笑顔を向けられるようになった!!
そんな時こそ少し離れると良いです。
ヒット&アウェイ
です。(笑)
離れる時も好意的に声を掛けてくださいね。
例:「楽しかったよ。ありがとう!また遊んでね」
※声のかけ方は関係性によっても変えても良いです。
すると子どもの方から
「もっと遊びたい」
「この人いい人かも」
と思ってもらえます。
まとめ
何事にも順序が大切です!!
- 物に頼らない
- 少しずつ距離を縮める
- メリハリをつける
意識するだけで子どもからの好感度が爆上がりします。
今回のやり方はアイスブレイク(固い氷を溶かす)
と言って、保育や研修等で使用される手法です。
大人相手にも活用できると思いますので参考にしていただければ幸いです。
↓こちらの動画も参考になるので是非見てください。
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