男性保育士のヤマです。
現役保育士として２０年が経とうとしております。
この節目に今まで経験してきた保育や２児の父親として子育てしてきた経験を発信し、
皆さんの何かの役に立てれば幸いです。
新たに保育士になる皆さん
皆さんはきっと子どもが好きで、子どもの成長を見ることが大好きな方々でしょう。
皆さんにとって少しでも保育が楽しい！！続けたい！！と思えるように私の経験を踏まえて楽しく仕事をしていくためのポイントをいくつか挙げていきたいと思います。
あくまで「保育士」は職業の一つ！！
最初のポイントがこれで申し訳ないです(;’∀’)
ですが、自分の心と体を守るためにとても大切なことです。
保育は子どもの成長に関われるとても大切でやりがいのある仕事です。私も子どもが大好きで、笑わせたり、成長や発見を共有できることがとても嬉しかったです。
なので”子どものために”とサービス残業をしたり、持ち帰りの仕事も休日返上でたくさんしました。
保育という仕事に誇りとやりがいを感じるが故に
「せっかく保育士になれたのだから頑張らないと！」
「先輩方のいうことは守らないと！」
と考えすぎていました。 そして、体調をくずしました・・・
なので皆さんにはまず自分の体と心の健康を大事にして
そのうえで保育の仕事に全力で向き合ってもらえたらと思います。
あくまで保育士は数ある職業の中にある一つなんです。
辞めてもいいんです！！
笑顔と挨拶
皆さんは人との関わりの大切さを感じられる方々です。
なので当たり前の事かと思いますが、意外とこれが重要です。
最初は同僚も先輩も子ども達とも初めて関わるため、緊張が強いと思います。そんな時こそ自分から笑顔でいること。自分から挨拶・声掛けをしていくことが大切です。
先に声を掛けたもん勝ち
です。
先に声を掛けてしまえば会話の主導権も握れますし、相手の考える隙を減らして本心を聴きやすいです。←考え方が少しずるいですかね💦
私自身すでに４．５回園を異動しそのたびに緊張で押しつぶされそうになっていますが、
まず笑顔で自分から声を掛けて話をすることで
「あなたにとって友好的な人間ですよ」
「自分はこうゆう人間ですよ。」
「でも言いたいことは言いますよ。」
という好意と牽制を暗に与えることができます。
良い事尽くめですよね♪
保育は一人では決してできません。
保育士同士で協力しながら行わなければ子ども達にとっての最善の利益には繋がりません。
なので同僚や先輩方と友好な関係を築いて楽しく保育を行いたいですね。
しかし、なかには新人を自分の思い通りに動かそうとする人が各園に一人や二人はいるものです。
（とても残念ですが・・・）
パターンとしては
- 最初はとても優しく接してきて、後々別の保育士の事を悪口を言い、仲間に引き込もうとする
- 最初から威圧的な態度をとり、いうことを聞かせようとする
- 「まずは経験！」と保育を丸投げし、あとからフォローに入りマウントをとる
ような方がいたら要注意です！！
そういう方々はあなた自身の意見を強気で言われると尻込みするので安心してください。
その時でも最初に述べた”笑顔で挨拶”です。
あくまでも
「言いたいことは言いますが、あなたの敵ではないですよ」
「一緒に保育を楽しみましょう♪」
のスタンスが良いと思います。
積極的に保育のやり方を変えていきましょう
保育においては保育所保育指針に則り、その上で各園の方針があります。
その範囲であれば基本自由なのです。（月の計画や日案など細かく言うとたくさんありますが💦）
もちろん命にかかわること・人権に関わることに関しては十分に配慮してくださいね。
ベテランの保育士さんは子どもをまとめたり、環境を整えたり、見通しをもって行動できたりと雲の上の存在のように感じますが、保育の知識や情報について最新のものをもっているのが皆さんです。
保育のやり方や考え方も毎年変わっているといっても過言ではありません。
数年前には推奨されていたことが、不適切保育扱いになったりします。
なので最新の情報をもっている皆さんがどんどん保育をアップデートしていってください。
もし、間違っていることや至らないことがあっても、新人のうちはいくらでも挽回可能です。
各園に変な保育士がいるようにスーパー保育士も必ずいます。
発言力の大きさや態度の大きさではわからない、本当に子どもの為を思って保育にあたっているスーパー保育士が必ずフォローに入ってくれるので安心してください。
なのでどんどん挑戦して子ども達にとっても保育士の皆さんにとってもより良い環境を作っていってほしと思います。
まとめ
- まずは自分の心と体を大切に
- 笑顔と挨拶は自分を守り、友好関係を築く最高の武器
- 積極的に行動することが子ども達にとっても保育士にとってもより良い流れを生む
皆さんが心から保育を楽しみ、ずっと保育を続けていけることを願っています。
相談や質問も随時受け付けますので下記フォームから連絡をください。
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