男性保育士のヤマです。
現役保育士として20年が経とうとしております。
この節目に今まで経験してきた保育や2児の父親として子育てしてきた経験を発信し、
皆さんの何かの役に立てれば幸いです。

毎年2月3日頃にやってくる「節分」。豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりするけれど、「そもそも節分って何?」と聞かれると、意外とちゃんと説明できない人も多いのでは?
今回は、節分の意味や由来、楽しみ方について、わかりやすくまとめてみました!

節分の由来と意味
「節分」とは、本来「季節を分ける日」という意味を持ち、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉でした。しかし、昔の日本では立春が一年の始まりと考えられていたため、特に立春前日の節分が重要視されるようになったんです。
この時期は、寒さが厳しく風邪をひきやすいことから、「邪気を払って健康に過ごせるように」と願う意味を込めて、さまざまな行事が行われるようになりました。
豆まきの意味とやり方
節分といえば「鬼は外、福は内!」の掛け声とともに豆をまくのが定番!これは、悪いもの(邪気や災い)を追い払って、福を呼び込むための習わしです。
豆まきの方法
- 福豆(炒った大豆)を準備する
- 生の豆は芽が出ると縁起が悪いとされるため、炒った豆を使います。
- 家の中から鬼を追い出すようにまく
- 「鬼は外!」と外に向かって豆をまき、「福は内!」と家の中に豆をまく。
- 年の数だけ豆を食べる
- 「一年健康で過ごせますように」と願いながら、自分の年齢+1個の豆を食べると良いとされています。
最近では、後片付けのしやすさから「落花生」をまく地域や、「鬼役」を決めて豆を投げるスタイルも増えています。
恵方巻きのルールと食べ方
節分には「恵方巻き」を食べる風習もあります。もともとは関西地方の風習でしたが、今では全国的に広まりました。
恵方巻きの食べ方
- その年の恵方を調べる(2025年の恵方は「西南西」)
- 願い事をしながら黙って丸かじり
- 切らずに一本丸ごと食べることで「縁が切れない」と言われています。
具材は七福神にちなんで7種類が入ったものが定番ですが、最近では海鮮巻きやお肉入りのものなど、バリエーションも豊富です!
節分をもっと楽しもう!
節分は、家族でワイワイ楽しめるイベントです。豆まきや恵方巻きのほかに、こんな楽しみ方もあります。
- 鬼のお面を作る:紙やフェルトで簡単に作れて、子どもも大喜び!
- 節分スイーツを楽しむ:豆を使ったクッキーや、鬼の顔をモチーフにしたパンケーキを作るのも楽しい♪
- 神社で厄除け行事に参加する:大きな神社では、節分祭が開かれ、福豆がまかれることも。
子ども達への伝え方
節分とは・・・わるいことや、冬の寒さをはらうために、豆まきする行事だよ。
ふくまめ・・・大豆を炒ったもの。まめには、悪い気をはらう力があると考えられているよ。
※投げ終わった後のまめは「としとりまめ」といいます。自分の年よりもひとつ多く食べると、1年間悪いことがおこらないと言われています。
節分の鬼・・・昔はわるいことがおこると鬼のしわざと考えられてきたよ。節分には鬼をまめで追い返して、悪いことがおこらないようにするといういみがあるんだよ。
恵方巻・・・ながい巻きずし。7種類の具を入れると縁起が良いとされているよ。
※「えほう」というその年の縁起の良い方向を向いて願い事をしながら喋らずに食べます。 喋らずに食べきれたら、願いが叶うとされています。

ひいらぎいわし・・・節分の日に玄関にかざるもの。鬼はいわしと柊が苦手なので寄ってこないように、という意味があります。
今回は節分についての記事でした。
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