感動の卒園式！保護者が知っておくべき準備とマナー完全ガイド

男性保育士のヤマです。

現役保育士として２０年が経とうとしております。
この節目に今まで経験してきた保育や２児の父親として子育てしてきた経験を発信し、
皆さんの何かの役に立てれば幸いです。

今まで１００人以上の子どもたちを卒園させてきた保育士目線でお伝えします。

卒園式は、お子さんの成長を祝う大切なイベントです。保護者の皆さんにとっても感動的な一日になることでしょう。今回は、卒園式に参加する保護者の皆さんに向けて、準備や当日の過ごし方についてご紹介します。

卒園式に向けての準備

卒園式はフォーマルな場ですので、保護者も適切な服装を選びましょう。

お父さん: スーツやジャケット着用が一般的です。ネクタイの色は落ち着いたものを選ぶと良いでしょう。派手すぎず、品のある印象を心がけると安心です。
お母さん: ワンピースやスーツが適しています。シックな色合いの服装を選び、派手すぎない、上品なデザインを心がけましょう。また、座った際にスカート丈が短くならないかも確認しておくと安心です。

あくまで子どもが主役の式です。子どもよりも目立つような服装や髪形は控えていただけるとありがたいです。

卒園式は多くの保護者が参加するため、開式直前に到着すると座席の確保が難しくなることがあります。余裕を持って行動し、受付や会場内のルールを確認しておきましょう。

※最近では座席指定の園が増えているようですが、時間ギリギリになると、子どもも焦ってしまうので、余裕を持って行動すると穏やかな気持ちで式に臨めるといいです。

式の間、お子さんが緊張していることもあります。手を振ったり、微笑んだりして安心させてあげましょう。大きな声で声援を送るのではなく、静かに見守ることが大切です。

この日ばかりは親の涙も子ども達にとっては宝物です。どれだけ自分のことを想ってくれているのか、大切にしてくれているのかを再確認することができます。より一層親子の絆も深まることでしょう。

※自分の子の場所を簡単にでも聞いておくと良いです。園によっては、座席を指定してお子さんと向かい合わせになるよう配慮していたり、張り紙で掲示することも多いです。

「卒園おめでとう！」としっかり伝えてあげましょう。お子さんが頑張ったことを具体的に褒めると、達成感を味わうことができます。

先生への感謝の気持ちは、直接伝えるのが一番です。簡単なメッセージカードを渡すと、先生にとっても素敵な思い出になります。

この瞬間のために生きていると言っても過言ではありません！！

感謝の気持ちだけでなく、嫌な思い出や辛い思い出もあるかと思います・・・ですが、この時ばかりは一言いただけると今までの全てが報われます。

※わだかまりがある方もいるでしょう。ですが、これで最後だと思い一言いただけると卒園後、ばったり会ったときに笑顔で話せます！（体験談）

式の写真や動画を整理し、アルバムを作ったり家族で振り返ったりすることで、卒園の思い出をより深めることができます。

プログラムの進行を尊重し、式の最中は私語を慎みましょう。特に、お子さんの出番の際には静かに見守ることが大切です。

良い写真を撮りたい気持ちは分かりますが、三脚の使用や立ち上がっての撮影は他の方の迷惑になることがあります。撮影マナーを守り、周囲に配慮しましょう。

卒園式はお子さんにとっても大きな節目ですが、完璧に振る舞う必要はありません。「しっかり挨拶しなきゃ」とプレッシャーをかけるのではなく、「楽しく参加しようね」と安心させてあげましょう。

忙しい一日になると思いますが、朝から笑顔で過ごせると子どもも安心して式に臨めます。

園や会場によっては、特定のルールが設けられている場合があります。事前に確認し、指示に従うよう心がけましょう。

卒園式は、お子さんの成長を実感し、次のステップへ送り出す大切な日です。しっかりと準備をして、素敵な思い出を作ってくださいね！

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